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地球温暖化のメカニズム

08年2月の上空オゾン量、紫外線強度

 気象庁は2008年3月21日、札幌、つくば、那覇--の国内3地点と南極・昭和基地実施している上空オゾン量、地上に到達する有害紫外線強度についての08年1月の観測結果を発表した。
 08年2月の観測による国内3地点の月平均オゾン全量(ある地点の上空のオゾン総量)は、参照値(注1)と比べ、那覇は1.6%減、札幌は4.6%減、つくばは5.0%減を示し昭和基地は参照値より4.5%少なかった。
 また、国内3地点の日積算紅斑紫外線量(注2)の月平均値は、参照値である観測開始(注3)~06年の月別累年平均値と比べると、札幌とつくばで多くそれぞれ1平米あたり0.68キロジュールと1.27キロジュール、那覇は並で、1平米あたり1.56キロジュールであった。
 国内全域の日最大UVインデックス(注4)の月平均値のデータでは、九州南部、四国の一部、対馬付近で、参照値である97~06年の月別累年平均値と比べ、UVインデックスの値が10%以上強い地域が見られ、南西諸島の一部では10%以上弱い地域が見られた。
 米国・航空宇宙局(NASA)のアースプローブ衛星のデータと、気象庁の観測値から作成した全世界の月平均のオゾン全量分布について、参照値である1979年から1992年の月別平均値との偏差を解析した結果では、ヨーロッパ、中近東、中国南部、北太平洋の一部、北大西洋の一部、アフリカ大陸南海上、南米大陸南端付近で、参照値に比べ10%以上少ない領域が見られた。【気象庁】

(注1)札幌、つくばは1971~00年、那覇については1974~00年の月別平均値。また、昭和基地についてはオゾンホールが明瞭に現れる以前の1961~80年の月別平均値。
(注2)紫外線が人体へ及ぼす影響の度合を示す量。紫外線が人体に及ぼす影響は波長によって異なるため、280~400ナノメートルの波長範囲について、波長ごとに波長別紫外線強度に人体への相対的影響度を掛け、積算して求める。
(注3)日積算紅斑紫外線量の観測開始は、札幌、那覇が91年、つくばが90年、昭和基地が93年。
(注4)紅斑紫外線量を日常使いやすい数値にしたもの。気象庁では上空のオゾン量データや、気象台やアメダスで観測された気象データなどを基に毎時の数値を推定している。




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