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地球温暖化のメカニズム

6%削減目標達成へ 「京都議定書目標達成計画」の評価・見直し

 中央環境審議会地球環境部会と、産業構造審議会環境部会地球環境小委員会の合同会合は、日本が京都議定書の削減約束を達成するための基本方針を示した「京都議定書目標達成計画」の評価・見直しに関する最終報告を平成20年2月8日までに取りまとめた。
 この最終報告は、京都議定書で約束した6%の削減目標を着実に達成するため、現在不足すると見込まれている1.7%~2.8%(約2,200~3,600万t-CO2)の削減量を補うための追加対策を取りまとめたもの。
 主な追加対策とその効果は(1)産業部門による自主行動計画の推進(見込まれる削減効果:約1,900万t-CO2)、(2)住宅・建築物の省エネ性能の向上(同:約200万t-CO2)、(3)国民運動(同:約100万t-CO2)、(4)トッポランナー機器等の対策(同:約130万t-CO2)、(5)事業所等の省エネ対策の徹底(同:約300万t-CO2)、(6)自動車の燃費の改善(同:約350万t-CO2)、(7)中小企業の排出削減対策の推進(同:約170万t-CO2)、(8)農業・漁業、上下水道、交通流対策等(同:約100万t-CO2)、(9)都市緑化、廃棄物・代替フロン等3ガス等の対策(同:約360万t-CO2)、(10)新エネルギー対策の推進(同:約130万t-CO2)、--などで、追加された対策・施策を全力で取り組むことにより、約3,700万t-CO2以上の排出削減効果が見込まれ、6%削減目標は達成し得るとしている。




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