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地球温暖化のメカニズム

06年の地球全体の温室効果ガスの濃度

 世界気象機関(WMO)がまとめた、2006年の「温室効果ガス年報」で、二酸化炭素、一酸化二窒素の06年の世界年平均濃度が、統計を開始した1983年以降の最高値を記録していたことが、07年11月23日の気象庁発表であきらかにされた。
 地球温暖化に最も影響度が大きいとされている二酸化炭素の世界平均濃度は、この10年間 年平均1.9ppmずつ増加しており、06年は381.2ppmに達した。産業革命以前(1750年)の濃度、約280ppmと比較すると、約36%の増加と発表された。
 また、一酸化二窒素の世界平均濃度は320.1ppbで、産業革命以前の濃度、約270ppbと比較すると、約19%の増加と発表されている。
 なお、メタン濃度は前年とほとんど変わらず1,782ppbであることが発表された。
 メタン濃度の増加は最近10年間で緩やかになってきているが、依然として過去最高水準にあるとしている。




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