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2007年11月

環境基準超過井戸は6.8%

 環境省は平成18年12月21日付けで、17年度に国と地方公共団体が実施した全国の地下水水質測定結果を取りまとめた。
 地下水質の全国的な状況の把握を目的とした概況調査では、調査を実施した井戸4,738本(16年度:4,691本)のうち、環境基準を超過した項目が1項目以上あった井戸は、全体の6.8%にあたる320本(16年度:297本)にのぼることが確認された。
 項目別の超過率としては、硝酸性窒素・亜硝酸性窒素が4.3%と最も高かったた。次いで、砒素の2.1%、ふっ素の0.8%、テトラクロロエチレンの0.2%、鉛の0.2%、トリクロロエチレンの0.3%、シス-1,2-ジクロロエチレンの0.2%、の順に多かった。
 汚染が確認された後の監視を行っている定期モニタリング調査の結果では、1,978本(17年度:1,950本)の井戸で環境基準超過が確認された。項目別の環境基準超過本数では、こちらも硝酸性窒素・亜硝酸性窒素の715本(16年度:651本)が最も多かった。

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山梨県笛吹市など、2市町村のバイオマスタウン構想

 農林水産省は「バイオマスタウン構想」に新規に応募のあった構想書のうち、2市町村の取組み内容を平成19年11月26日付けで公表した。
 「バイオマスタウン」とは、地域内の幅広い関係者が連携しながら、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築されているか、今後構築が見込まれる地域のこと。
 応募された構想書は「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合にのみ、内容を公表することになっている。
 今回の公表は22回目にあたり、新規構想書が公表されたのは、山梨県笛吹市、京都府京丹後(きょうたんご)市。
 このうち、京都府京丹後市の構想は、地球温暖化防止に向けて地域バイオマス利活用を軸とした産業振興による地域づくりを推進するため、廃棄物からエネルギーを作り出すバイオガス発電や廃食用油のBDF化、さらに木質バイオマスのマテリアル変換でプラスチック化事業に取り組み、循環環境都市の実現を目指すもの。
 また、北海道厚沢部町については、平成18年9月28日に公表した構想をさらに具体化、加速化させるために、改訂することを公表した。
 なお、今回の公表により、全国のバイオマスタウン構想公表市町村は104となった。

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第3次環境基本計画の点検結果

 平成19年11月26日 中央環境審議会が実施していた第3次環境基本計画に基づく施策の進捗状況に関する初めての点検結果について19年11月27日に閣議報告される見込みとなった。
 環境基本計画は環境基本法に基づいた、環境保全に関する総合的・長期的な施策の大綱を定める計画で、第3次環境基本計画は平成12年に策定された第2次環境基本計画を見直し、平成18年4月7日に閣議決定されたもの。
 計画に基づく施策の進捗状況については、毎年中央環境審議会が「国民各界各層の意見も聴きながら点検」し、必要に応じ「政府に報告」するとされており、今回は初の点検にあたる。
 なお今回の点検案では、重点点検分野として(1)都市における良好な大気環境の確保に関する取組、(2)環境保全上健全な水循環の確保に向けた取組、(3)市場において環境の価値が積極的に評価される仕組みづくり、(4)長期的な視野を持った科学技術、環境情報、政策手法等の基盤の整備、(5)国際的枠組みやルールの形成等の国際的取組の推進--の5分野が取り上げられ、審議が行われた。
 全体的評価としては、環境各分野の状況に関しては環境保全に関する取組概況についてみると全般的に進展がみられるが、各分野で未だ数々の課題を抱えている状況とされた。
 また、各主体の状況に関しては環境に対する国民等の意識は高まっているが、環境保全の取組の実施に十分結び付いていない。各主体のより積極的な環境保全行動を促すため、各主体のパートナーシップの構築に向けた地域コミュニティの取組を推進する枠組みづくりが有効であるとされた。

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06年の地球全体の温室効果ガスの濃度

 世界気象機関(WMO)がまとめた、2006年の「温室効果ガス年報」で、二酸化炭素、一酸化二窒素の06年の世界年平均濃度が、統計を開始した1983年以降の最高値を記録していたことが、07年11月23日の気象庁発表であきらかにされた。
 地球温暖化に最も影響度が大きいとされている二酸化炭素の世界平均濃度は、この10年間 年平均1.9ppmずつ増加しており、06年は381.2ppmに達した。産業革命以前(1750年)の濃度、約280ppmと比較すると、約36%の増加と発表された。
 また、一酸化二窒素の世界平均濃度は320.1ppbで、産業革命以前の濃度、約270ppbと比較すると、約19%の増加と発表されている。
 なお、メタン濃度は前年とほとんど変わらず1,782ppbであることが発表された。
 メタン濃度の増加は最近10年間で緩やかになってきているが、依然として過去最高水準にあるとしている。

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07年10月の上空オゾン量、紫外線強度

 気象庁は2007年11月20日、札幌、つくば、那覇--の国内3地点と南極・昭和基地実施している上空オゾン量、地上に到達する有害紫外線強度についての07年10月の観測結果を発表した。
 07年10月の観測による国内3地点の月平均オゾン全量(ある地点の上空のオゾン総量)は、参照値(注1)と比べ、那覇は2.3%増、札幌は1.3%減、つくばは1.1%減を示し昭和基地は参照値より48.2%少なかった。
 また、国内3地点の日積算紅斑紫外線量(注2)の月平均値は、参照値である観測開始(注3)~06年の月別累年平均値と比べると、つくばと那覇で多く、札幌は並であった。このうち、つくばでは、10月の平均値としては観測開始3番目に大きい値の1平米あたり1.55キロジュールを記録した。また、那覇では、10月の平均値としては観測開始以来2番目に大きい値の1平米あたり2.91キロジュールを記録した。
 国内全域の日最大UVインデックス(注4)の月平均値のデータでは、東北の一部と屋久島付近で、参照値である97~06年の月別累年平均値と比べ、UVインデックスの値が10%以上高くなった地域が見られた一方、紀伊半島の一部と伊豆諸島の一部では、参照値よりUVインデックスの値が10%以上低くなった地域があった。
 米国・航空宇宙局(NASA)のアースプローブ衛星のデータと、気象庁の観測値から作成した全世界の月平均のオゾン全量分布について、参照値である1979年から1992年の月別平均値との偏差を解析した結果では、、北米大陸の東岸付近において、参照値に比べ10%以上低い領域が見られた。南極大陸周辺の南緯70度、アフリカ南方の西経10度~統計70度付近において、参照値に比べ30%以上低い領域が見られた。太平洋側の西経160度~西経100度付近において、20%以上高い領域が見られた。【気象庁】

(注1)札幌、つくばは1971~00年、那覇については1974~00年の月別平均値。また、昭和基地についてはオゾンホールが明瞭に現れる以前の1961~80年の月別平均値。
(注2)紫外線が人体へ及ぼす影響の度合を示す量。紫外線が人体に及ぼす影響は波長によって異なるため、280~400ナノメートルの波長範囲について、波長ごとに波長別紫外線強度に人体への相対的影響度を掛け、積算して求める。
(注3)日積算紅斑紫外線量の観測開始は、札幌、那覇が91年、つくばが90年、昭和基地が93年。
(注4)紅斑紫外線量を日常使いやすい数値にしたもの。気象庁では上空のオゾン量データや、気象台やアメダスで観測された気象データなどを基に毎時の数値を推定している。

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地球環境研究総合推進費戦略的研究プロジェクト 

 環境省は、平成19年11月30日に東京大学医学部教育研究棟第6セミナー室(東京都文京区)において、「地球環境研究総合推進費戦略的研究プロジェクトS-2シンポジウム」を開催すると発表した。
 環境省地球環境研究総合推進費による戦略的プロジェクト「陸域生態系の活用・保全による温室効果ガスシンク・ソース制御技術の開発」(S-2)では、大気中の温室効果ガス濃度の安定化に向け、陸域生態系の活用・保全を通じて温室効果ガスの吸収源を増強し排出源への転換を防止あるいは排出抑制するための制御技術について平成15年度から研究が進められている。
 今回のシンポジウムでは、東南アジア、オーストラリアを主な対象地として研究してきた森林生態系、熱帯低湿地生態系、農林業生態系におけるシンク・ソース制御技術や、それらをもとに作成した削減シナリオ、実現ロードマップ等の研究成果について発表、討論する予定。
 参加希望者は、成蹊大学理工学部 山田研究室宛に事前に登録することが必要、電子メール又はFAXで受け付ける(E-mail:kazuiha@st.seikei.ac.jp、FAX/TEL:0422-37-3887)【環境省】

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新たに9社が名乗り 「1人1日1kgのCO2削減」応援キャンペーン

 政府が進める温暖化防止のための国民運動「チーム・マイナス6%」事務局が募集を始めた、「1人1日1kgのCO2削減」応援キャンペーンの協賛企業に、新たに12社が平成19年11月13日までに参加を申し出た。
 このキャンペーンは、国民運動「1人1日1kgのCO2削減」の一環として実施されるもので、多くの一般市民に参加を促すため、「チーム・マイナス6%」内特設サイトで、温暖化防止の取組みへの「私のチャレンジ宣言」を行った人に対し、協賛企業が商品の割引、ポイント還元率アップなどのサービスを行うとしている。
 今回協賛企業への参加を申し出た9社は、イージーモダンワークス株式会社、大阪府都市開発鉄道株式会社(泉北高速鉄道)、凸版印刷株式会社、株式会社日本旅行、原信ナルス ホールディングス株式会社、有限会社パワーメディア、三菱電機株式会社、ヤマハ発動機株式会社、ライオン株式会社
 このうち、イージーモダンワークス株式会社の取り組みは、「チャレンジ宣言カード」を提示いすると、EGグリーンパーキングを通常価格の10%OFFで販売するというもの

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平成18年度「WARM BIZ」の成果

 冬のオフィスの暖房温度を20℃程度に設定することとともに、20℃の室温でも暖かく働くことができるビジネススタイル「WARM BIZ(ウォームビズ)」を05年度に呼びかけた環境省は2006年11月20日、「WARM BIZ」の実践により、約300万世帯の1か月分の排出量に相当する約143万トン(二酸化炭素換算)分の二酸化炭素削減されたとする推計結果を公表した。

 この推計は無作為抽出した男女1,200名を対象にしたウエッブ上のアンケート調査の結果、「勤務先が例年より暖房温度を低く設定している」と回答した就業者(会社員・公務員・商工自営業者など)が41.4%いたため、この割合をもとに二酸化炭素削減量を算定したもの。また、「WARM BIZ」を「知っている」と答えた人は89.2%にのぼっていた。

 だたね、この二酸化炭素削減は理論値であって、実際には火力発電所がその分、発電量を落としているわけではないので、実際の削減量はゼロです。間違わないようにしましょう。

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平成19年度の「COOL BIZ」の成果

 環境省は、平成19年11月19日までに平成19年度の「COOL BIZ」の実施成果をとりまとめた。
 平成19年9月27日~9月30日に全国1,200人を対象に実施された、チーム・マイナス6%が平成19年9月末に実施した「COOL BIZ」の実施状況に関するアンケート調査では、「COOL BIZ」の認知度は96%、また、「COOL BIZ」開始以来、冷房の設定温度を高く設定している企業は48.1%となっていることを発表、この割合をもとに環境省で推計したところ、二酸化炭素削減量は約140万トン-CO2(約300万世帯の1ヶ月分のCO2排出量に相当)となったとした。
 また、MOVIX亀有の「河童のクゥと夏休み」上映館及び、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行で実施したパブリックスペースにおける「COOL BIZ」の実施を推進してきたところであり、このほど、銀行及び映画館において実施した「クールビズ体感調査」についても取りまとめられ、併せて公表されている。

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京都議定書における森林のCO2吸収量評価に関するワークショップ開催

 環境省は、平成19年11月29日に早稲田大学小野記念講堂(東京都新宿区)において、早稲田大学環境総合研究センターとの共催により「京都議定書における森林のCO2吸収量評価に関するワークショップ」を開催すると発表した。
 今回のワークショップでは、気候変動枠組み条約事務局へ2007年5月に提出した日本の国別インベントリ報告書のうち、環境省地球環境研究総合推進費によるプロジェクト「京都議定書吸収源としての森林機能評価に関する研究」の成果を中心に、森林の吸収量及びその算出方法、実際に3.8%を確保するために必要な森林・林業政策シナリオ等について、研究分野での知見を中心に報告がなされる予定。
 ワークショップへの参加費は無料、但し、11月26日までに、専用ホームページ(http://www.f.waseda.jp/yasu/b-60.html)から申し込むことが必要

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