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地球温暖化のメカニズム

235件めまでの京都メカニズム案件を承認

 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
 今回承認されたのは、三菱商事(株)が申請した(1)中国甘粛省での3万7,500キロワットの水力発電所建設プロジェクト(年平均CO2排出削減量:CO2換算で11.2万トン)、(2)中国福建省での4万8,000キロワットの水力発電所建設プロジェクト(同:12.1万トン)、(3)中国福建省4万キロワットの水力発電所建設プロジェクト(同:11.3万トン)、(4)中国福建省寿寧下東渓での2万5,000キロワットの水力発電所建設プロジェクト(同:11.3万トン)、中部電力(株)が申請した(5)インドネシア・プラン島での養豚場糞尿貯蔵池からのメタンガス回収プロジェクト(同:17万トン)、電源開発(株)か申請した(6)チリ国Metrogas 社パッケージ熱併給発電プロジェクト(同:0.2万トン)。--の6件のプロジェクト。
 今回の承認分までで、日本の正式な京都メカニズム承認案件数は235件、全承認プロジェクトの年平均CO2排出削減量の合計はCO2換算で10,014.5万トンとなった。




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