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地球温暖化のメカニズム
スウェーデンで気候変動に関する閣僚級非公式政策対話 「ミッドナイト・サン・ダイアローグ」を開催
2007年6月11日から14日まで、スウェーデンのリクスグレンセンで、 スウェーデン政府の主催の「ミッドナイト・サン・ダイアローグ:気候対策に関する閣僚非公式対話」が開催された。
この「対話」は、05年8月にデンマークとグリーンランドが主催した閣僚級非公式政策対話「グリーンランド・ダイアローグ」や、06年に南ア共和国、デンマーク、スウェーデン、カナダが共催した「南アフリカ閣僚非公式対話」を引き継ぐ形で開催されたもので、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、英、独、EC、日本、米、中、インド、ブラジル、ツバルなど28か国・地域と気候変動枠組条約事務局が参加した。
会議では、07年12月にインドネシアのバリで開催される「気候変動枠組条約第13回締約国会議・京都議定書第3回締約国会合(COP13・COP/MOP3)に向け、京都議定書以降の気候変動対策の枠組みの要素として、(1)気候変動の影響への適応(注1)、特に貧しくインフラなどが脆弱な途上国での適応、(2)先進国・途上国双方での気候変動対策の取組みの強化、(3)森林減少対策、(4)技術の開発、普及、移転、(5)環境投資、人材の能力開発、普及啓発--などの重要性が指摘された。【環境省】
(注1)「適応」は海面上昇に伴う堤防建設など、気候変動によってもたらされる悪影響への対応策。これまでの条約交渉で、途上国側には先進国に途上国の適応策支援を期待する声が多い。
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