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地球温暖化のメカニズム

中環審、「21世紀環境立国戦略」策定に向けた提言

 鈴木基之中央環境審議会会長は2007年5月29日、世界の環境政策の枠組みづくりに向けた日本の貢献指針「21世紀環境立国戦略」策定に向けた中環審提言を環境大臣に意見具申した。
 「21世紀環境立国戦略」は、安倍首相が07年1月26日に行った第166回国会施政方針演説の中で提唱したもので、07年6月までの策定をめざしている。
 今回の提言は、「環境立国」がめざす内容として、「持続可能な社会構築に関する日本モデルの発信」をあげ、具体的に取組むべき施策の方向性として「伝統的な日本の自然観を現代に活かした美しい国づくりの推進」、「環境保全と経済成長・地域活性化の両立」、「世界・アジアの持続可能な発展への貢献」--を掲げている。
 また、(1)気候変動問題、(2)生物多様性保全、(3)持続可能な資源循環、(4)公害克服の経験と智慧を活かした国際協力、(5)環境・エネルギー技術を中核とした経済成長、(6)地域づくり、(7)人づくり、(8)環境保全対策を推進する仕組みづくり--の8分野について、今後1、2年で着手すべき重点政策を示してい
る。
 なお、提言を受けた政府は、提言の内容を踏まえながら、「21世紀環境立国戦略」を速やかに策定する予定だ。




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