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地球温暖化のメカニズム

地球温暖化・環境問題:26市町村のバイオマスタウン構想

 農林水産省は「バイオマスタウン構想」に新規に構想書を提出した25市町村と構想書を更新した高知県梼原(ゆすはら)町の取組み内容を平成19年3月29日付けで公表した。

 「バイオマスタウン」とは、地域内の幅広い関係者が連携しながら、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築されているか、今後構築が見込まれる地域のこと。

 応募された構想書は「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合にのみ、内容を公表することになっている。

 今回の公表は18回目にあたり、新規構想書が公表されたのは、北海道の津別町、豊頃(とよころ)町、東川町、青森県鶴田町、岩手県の花巻市、九戸(くのへ)村、秋田県横手市、栃木県那須町、群馬県太田市、千葉県の旭市、大多喜町、静岡県湖西市、新潟県佐渡市、富山県立山町、石川県加賀市、岐阜県白川町、三重県伊賀市、兵庫県宍粟(しそう)市、豊岡市、長崎県対馬市、宮崎県都農(つの)町、鹿児島県のいちき串木野市、志布志(しぶし)市、沖縄県うるま市、宮古島市。

 このうち、兵庫県豊岡市の構想は、地域のバイオマスとして「木質バイオマス燃料化」、「菜種のバイオディーゼル燃料(BDF)化」、「家畜排泄物などの堆肥化」の方法・推進体制を検討するとともに、多様な主体の参加や連携を進め、「コウノトリも住める豊かな環境」づくりをめざすとしている。
 なお、今回の公表により、全国のバイオマスタウン構想公表市町村は90となった。【農林水産省】




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