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地球温暖化のメカニズム

地球温暖化・環境問題:ダイオキシン類類施行規則改正案の意見募集開始 毒性等価係数を最新の値に変更へ

 環境省は平成19年3月27日、「ダイオキシン類対策特別措置法(ダイオキシン類特措法)施行規則」改正案を公表し、この案について19年4月25日まで意見募集を行うことにした。

 ダイオキシン類特措法は、ダイオキシン類を「ポリ塩化ジベンゾフラン」、「ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン」、「コプラナーポリ塩化ビフェニル」の3種と定義している。また、測定された排ガス・排水中のダイオキシン類の量は、毒性の強さが違うこの3種の異性体をそれぞれ、法で定める「毒性等価係数」を乗じることによって、最も毒性の強い「二、三、七、八-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン」の毒性に換算し、これらを合計した「毒性等量」により表すとしている。

 今回の改正は、世界保健機関(WHO)が最新の知見を反映させた「毒性等価係数」見直しを行ったことを踏まえ、特措法施行規則に規定されている「毒性等価係数」の数値の改正を行うもの。

 具体的には、(1)ダイオキシン類の量を測定する際に使用する「別表第3」の毒性等価係数、 (2) 施設・事業場設置者が排出ガス・排水の測定結果を都道府県知事に報告する様式(様式第6)に記載されている毒性等価係数--を最新のものに改正するとしている。

 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。宛先は環境省水・大気環境局総務課ダイオキシン対策室(住所:〒100-8975東京都千代田区霞が関1-2-2、FAX番号:03-3501-2717、電子メールアドレス:dioxin@env.go.jp)。提出の際には意見募集要領を参照のこと。【環境省】




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