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2010年02月
地球温暖化の原因防止に石の紙を採用
地球温暖化の原因防止対策などの環境保護意識が高まる中で、木材パルプを一切使わない紙を採用する企業や地方公共団体が増えているという。こうした紙は、地球温暖化の原因防止対策に関心お高い企業等の文具や預金証書などに採用されており、販売元ではコスト削減に向けて国内生産も視野に入れている。この紙は、石灰石を主原料とする石でできたストーン紙「keeplus(キープラス)」である。台湾の「台湾龍盟科技」が製造し、既に世界48カ国で特許を取得済みとなっている。日本ではTBM(東京都港区)が輸入販売している。キープラスは、石から抽出した無機鉱物の粉末から作られ、製造時に洗浄プロセスもなく、強い酸やアルカリ、漂白剤も使わないため、廃水や河川・海の汚染の心配もないという。さらには、乾燥工程も必要ないため、排ガスも出ないという環境に良いことずくめである。地球温暖化の原因防止対策など環境問題の課題である森林資源、水資源を保護し、廃棄物を出さないことを可能にした次世代の紙といえよう。TBMでは「手で触っただけでは石でできているとは気づかなく、普通の紙と一緒の感覚です。水にも強くて破れにくく、変色もしにくい」と特徴をあげている。本格販売を始めてからまだ1年ほどだが、地球温暖化の原因防止対策に関心の高い高級文具ブランドの「クラフトデザインテクノロジー」とメモ帳を共同開発したほか、青森県信用組合が地球温暖化の原因防止対策に寄与したいと定期預金証書に採用するなど、利用分野が拡大している。会社案内やカタログ、紙袋など地球温暖化の原因防止対策やエコ意識の高い企業などからの注文も目立っているという。現在の課題はコストであり、山崎社長は「需要が増えれば国内生産も夢ではない」と述べている。
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